
駐在で台湾・台北に引っ越すことになった。
子どもは日本人学校に通う。
学校で必要な持ち物って何だろう?
という疑問にお答えします。
本記事は、子連れで台湾へ引っ越す場合の「引っ越し持ち物リスト」の参考にしていただけるかと思います。
ちなみに、この記事を書いている私は、2016年に、小4、年長児、1歳児を連れて台湾に引っ越しました。

小4の長女は、台北日本人学校に編入学。
学用品は、かなり考えて持っていったものの、日本で買えばよかった、と後悔したものもありました。
我が家の経験から、子連れで台湾・台北に引っ越す場合、どんな学用品があるといいかご紹介します。
■本記事の内容
- 持っていった方がいい学用品
- 台湾でも手に入るもの
- 経験談:持っていかなくても良かったもの

台北で、お子さんが日本人学校に通う場合、台北日本人学校のホームページが基本情報になります。
持ち物に関しても、ホームページにリストが載っているので、とても助かります。
その上で、我が家の経験から、これは絶対持っていった方がいいというものをご紹介します。
✅持っていった方がいい学用品
必要度の高い順でご紹介していきたいと思います。
- ①うわばき
- ②鍵盤ハーモニカ
- ③式服(小学5、6年生、中学生の場合)
- ④書道セット
- ⑤絵具セット
- ⑥裁縫セット(小学5年生以降)
- ⑦水着
- ⑧辞書類(国語辞典、漢字辞典、英和辞典)
- ⑨ふでばこ
- ⑩お弁当箱・お箸セット
①うわばき(バレーシューズタイプ)
by amazon [アキレス] 上履き 日本製 カラーバレー 15cm~28cm 2E キッズ 男の子 女の子 HCB 5200
日本人学校のホームページでも、台湾で手に入りません!と書かれていますが、確かに、バレーシューズタイプの上ばきは、台湾では売っていません。
台湾の学校は、教室も外靴のままなので、上ばき文化ではないからでしょうね。
ちなみに、日本人学校側から上ばきに関する指定は特にないので、バレーシューズタイプじゃなくても構いません。
でも、小学校低学年の子たちは、脱いだり、履いたりがスムーズにできるので、バレーシューズタイプを履いている子が多かったです。
一年生入学時に台湾に行く場合などは、日本で買っていった方がいいですね。
高学年になると、体育館で体育する場合を考えて、スニーカーを上ばきにしている子が多くなります。
普通の運動靴を2種類用意して、一つを上ばき用にしたらOK。
色も白じゃなくても大丈夫です。
母的には、バレーシューズタイプは汚れが目立つので、普通のスニーカーを上ばきにする方が楽ちんでした(汚れてはいるんでしょうが)。
というわけで、低学年で、バレーシューズタイプの上ばきを履きたい場合は、日本で買うのが必須です。
②鍵盤ハーモニカ
by amazon キョーリツ 鍵盤ハーモニカ メロディピアノ 32鍵 ピンク P3001-32K/PK (ドレミ表記シール・クロス・お名前シール付き)
1年生から使う重要アイテムですね。
ちなみに、日本人学校の販売でも手に入ります。
うちは、次女が台湾2年目に小学1年生になったので、学校の案内のまま買ったところ、高かった!!!
YAMAHAの重厚感あふれる、とってもいい鍵盤ハーモニカなので文句なしです。
でも、日本で買っても高いのに、さらに海外上乗せ価格(泣)
Amazonでいろんな鍵盤ハーモニカがお手頃価格で売っているのを見て、ショック!
こんな値段で買えるんだ…買って持っていけばよかったorz
Amazonより3倍くらい高くて後悔しました。
それに、鍵盤ハーモニカって、学校にもよるかもしれませんが、高学年まではあまり使わないですよね😭
船便に入れたらいいので、日本で買って持っていった方がいいと思います。
③式服(小学5、6年生、中学生の場合)&ローファー
by amazon [DECORA PINKY’S] 卒業式 小学生 女の子 スーツ (フォーマルスーツ 5点セット) 子供服 [子供スーツ リボン付き] ジュニア ガールズ (140cm~170cm)
これは、日本人学校の準備物リストには書いてなかったのですが、卒業式用の服は、絶対日本で買った方がいいです。
6年生だけではなくて、5年生も在校生代表として卒業式に出席するので、ちょっとちゃんとした感じのズボン/スカートとブレザー、ネクタイ/リボンのセットみたいなのが必要です。
そのまま日本人学校の中等部に進学する場合も、中3生の卒業式参加用に役に立ちます。
中1くらいまでなら小6の時の式服が着れたりするので、6年生の時に少し余裕を持って買って着ている子もいました。
あと、小学生までは必要ないのですが、中学生で式服を着る時は、足元もローファーの方がいいですよね(⬅️女の子の場合。男の子はスニーカーの子もいたかな)。
by amazon [アキリコ] ローファー ベーシック シンプルデザイン 19cm~26.5cm 対応
ただ、靴は、足が大きくなってサイズアウトしてしまうことも多いので、悩みどころ。
帰国する先輩に譲って頂いたりもしました。
④書道セット
by amazon あかしや 書道セット プリティーリボン AX282N
鍵盤ハーモニカと同じく、書道セットも台湾でも買えますし、学校でも販売があると思います。
が、割高です。
3年生から使うので、こちらも日本に帰国した際に買うとか、船便に入れて持って行く方がいいでしょう。
墨汁は台湾でも買えるので、無くなったら買い足せます。
筆も売っているので、買い換えもできますが、最初のセットは日本で買うのがおすすめです。
⑤絵の具セット
by amazon ぺんてる 絵の具セット スケッチセット ZST21-A 黒
by amazon ぺんてる 絵の具セット スケッチセット ZST26-P ピンク(チェック柄)
書道セットと同じく、日本人学校の販売でも買えます。
でも、日本で買う方がバッグの種類も多いのでいいかなと思います。
⑥裁縫セット
by amazon 裁縫セット プリティドール【日本製裁ちばさみ】 (右利き用)
5年生、6年生の時に必要なもの。
書道、絵具と同じく、学校販売がありますが、これもAmazonで買えばよかった〜と思いました。
⑦水着
by amazon Speedo(スピード) ガールズ スクール水着 セパレーツ SD36S21A
日本人学校は、学年を問わず、日本全国、世界各国から引っ越してくるので、指定の水着などはありません。
前の学校のスクール水着をそのまま着るのもOK。
1年生くらいだと、ヒラヒラな子も見かけましたが、一応学校なので、競泳用的な動きやすいものが適しています。
そして、水着は台湾でももちろん売っているのですが、買うなら、やっぱり日本で買った方がいいかなーと思います。
台湾で日本と同じものを買おうとすると高いし、妥当な値段の現地のものは、ちょっと生地が薄いような気がしました。
ゴーグルや水泳帽は、こだわりのものがない限り、普通のものは問題なく買えます。
あと、できればラッシュガードもあった方がいいと思います。
by amazon(ラクア)LAQUA キッズ スクール水着 キッズ スクールラッシュガード 女の子 男の子 無地 学校用水着 ラッシュガード
台湾の夏は太陽ギラギラ。
紫外線も強いです。
学校以外でプールに行く時も役に立つし、一枚あると便利ですよ。
色は、黒やネイビーなど濃い色がオススメ。
⑧辞書類(国語辞典、漢字辞典、英和辞典、参考書類)
by amazon 三省堂 例解小学国語辞典 第六版 どうぶつケース版
by amazon 新レインボー小学漢字辞典 改訂第6版 ワイド版(オールカラー) (小学生向辞典・事典)
海外生活で不便なことの一つは、日本語の書籍が手に入りにくいところ。
台湾でも、紀伊國屋などに行けば、日本の辞書も書籍も手に入りますが、もちろん、高いです。
子ども用の国語辞典や漢字辞典は、学校での販売もなかったと思いますので、日本から持っていった方がいいと思います。
日本人学校では、1年生から英語の授業がありますし、高学年になると結構難しいこともやるので、英和辞典もある方が便利です。
by amazon ジュニア・アンカー英和・和英辞典 第6版 CDつき (中学生向辞典)
中学生になると、必要な辞典も参考書も増えますよね(古語辞典とか英検対策とか、受験校の過去問とか)。
一般的なものは紀伊國屋で売っていますが、日本ほどは揃っていないので、持っていった方がいいかと思います。
⑨ふでばこ
by amazon クツワ クラリーノ 筆箱 はねカル 筆入れ 2ドア パープル CA300PU
1年生で買うような、「シンプル・軽い・両面びらき」のふでばこは、日本で買った方がいいと思います。
うちは、1、2年生の時は、入れる場所の深さなどを考えて、あえて1ドアのふでばこにしていました。
クツワ 筆箱 クラリーノ 1ドア リアルレッド CX134
学年が上がると、日本と同じでいろんなタイプのものを持つようになるので、台湾で買ったりもしていました。
⑩お弁当箱・お箸セット
by amazon スケーター ふんわり盛れる スタイリッシュ 弁当箱 スヌーピー ともだち PEANUTS 日本製 PFTY5
台北日本人学校には、給食がありません。
小学1年生から中学3年生まで全員自分で昼食を用意して持っていかなければいけません。
というわけで、お弁当作りが必須です。
外部のパン屋さんやファーストフード、お弁当屋さんに外注することもできるので、我が家では1週間に1回くらいは、母の「休弁当デー」ということで、パンなどを注文していました。
でも、基本はお弁当なので、子ども用のお弁当箱が必要になります。
お弁当箱は台湾でも売っていますが、日本ほど、かわいいデザインのものや、機能的なものは多くありません。
ほぼ毎日お弁当を持って行くので、お弁当箱も2種類くらいあった方がよかったり、冬は保温できるものが便利だったりします。
お箸のセットと合わせて、日本から持って行くのがベストです。
by amazon スケーター コンビセット 箸 スプーン セット レトロフレンチ オレンジレッド 日本製 CCS3SA
✅台湾でも手に入るもの
①文房具全般
- えんぴつ:手に入りますが、一年生で使う2Bなど濃いものは、質などを考えると日本で何ダースか買っていってもいいかも。
- 絵の具:日本製の方が発色がいいと書いてありますが、正直そこまでわからないのでは??
- ハサミ:問題なく手に入ります。
- 定規:普通の15センチ前後のプラスチック定規は手に入ります。竹の30センチ定規が手に入らないようです。
- のり:スティックのりも、水のりも何でもあります。
- 消しゴム:monoとか日本のメーカーのものも手に入りやすいです。
- 墨汁:手に入ります。液体だし、現地で買えるなら便利ですよね。
- 筆:絵具用も習字用も手に入ります。ただ、習字用は、ちょっと細いものが多かったような気がしました。
②学校で使うノート
日本人学校の事務所で購入できます。
多少日本より高いと思いますが、学年、学校によって指定されるノートは微妙に異なりますし、日本人学校で買うのが、一番手間がありません。
✅経験談:持っていかなくても良かったかも、というもの
ランドセル

うちの子は、二人とも、結局ランドセルで通ったのですが、ランドセルじゃなくても良かったかも、と思いました。
どんなに最近のランドセルは軽いとはいえ、教科書・ノートを入れると、ほんとに重いです。
学校からの帰り道、直接習い事に行くことも多いので、その時は、私が重いランドセルを家に持って帰る羽目に😤
暑い中、あのランドセルを背負って登下校しなくてもよかったなーと、後から考えると思います。
それに、いろんな場所から引っ越してくる子ばかりだから、「日本ほど、みんな同じじゃなくても全然大丈夫」という雰囲気があります。
お友達で、「ランドセルは日本に置いてきた!」という人がいて、カシコイ!と思いました。
今度、台湾に引っ越すなら、ランドセルは持っていかないと思います。
っていうか、ほんとは日本でもランドセルじゃなくてもいいのでは…と思ったりします。
まとめ
✅台湾に子連れで引っ越すなら持っていった方がいい学用品10点
- ①うわばき
- ②鍵盤ハーモニカ
- ③式服(小学5、6年生、中学生の場合)
- ④書道セット
- ⑤絵具セット
- ⑥裁縫セット(小学5年生以降)
- ⑦水着
- ⑧辞書類(国語辞典、漢字辞典、英和辞典)
- ⑨ふでばこ
- ⑩お弁当箱・お箸セット
✅台湾でも手に入るもの
- 文房具全般
- 学校の授業で使うノート類
✅経験談:ランドセルじゃなくてもいい
これから、子ども連れで、台湾に引っ越すご予定の方の参考になれば幸いです。