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台湾 日常生活

【台北駐在主婦はどこで買い物をするか】市場、スーパー、ネットを使い分け!

投稿日:2019年11月13日 更新日:

台北に引っ越した(引っ越す予定の)日本人主婦の方へ

まだ土地勘がないけど、どこで食料品や日用品を買ったらいいのかしら?

という疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、2016年4月から3年間、台北の天母地区に住んでいました。

天母地区は、台北日本人学校があって、日本人の駐在員家族が多く住んでいる地域です。

日本人学校は子どもたちが遠方からでも通えるようにスクールバスを運営しているので、天母以外にも日本人のご家族は台北の各地に多く住んでいます。

人によって違うと思いますが、私自身は、普段の買い物に時間をかけるのが嫌で、日本に住んでいる時は、なるべく気に入っている一箇所のスーパーで買い物を完結し、あとはAmazonフル活用にしています。

ただ、海外で暮らす場合、日本と全く同じようにはいきません。

台湾は、ほとんど日本と変わらないくらい便利な国ですが、それでも引っ越ししたばかりの時は、どこで買い物したらいいのか、先輩ママから教えてもらうことが多かったです。

特に台湾の場合、言葉の問題もありますし、引っ越したばかりの方にとっては、買い物一つでも慣れるまで大変です。

何年も住んでいる方に比べると、まだまだ効率的な生活の仕方はできていなかったかと思いますが、私が3年の台北生活でどうやって買い物をしていたか、今から台北に来られる方のお役に立つ情報になればと思ってご紹介します。

■本記事の内容

  • ①買う物、買う場所をどうやって使い分けていたか
  • ②できれば自炊、無理せず外食

台北での生活は、日本とほとんど変わりません。

お店も、いろんなスーパーがありますし、コンビニだって、セブンやファミマが至る所にあります(ローソンはあまり見かけません)。

反対に、日本だと少なくなった(地域によると思いますが)八百屋さんなどの市場が、台北市内には結構あって、私もよく買っていました。

①買う物、買う場所をどうやって使い分けていたか

私がどこで何を買っていたか、その理由などをまとめてみました。

  1. 近所の市場:野菜類、果物など
  2. 近所のスーパー(全聯、家樂福、頂好など):肉類、卵、野菜、お菓子など足りないものを買い足す
  3. 三越・高島屋などのデパート:納豆、パン、お持たせ用お菓子
  4. 近所のドラッグストア・雑貨屋店:ティッシュペーパー、生理用品、ゴミ袋、お菓子など
  5. コストコ:肉類をがっつり
  6. カルフール(家樂福)のネットスーパー:お米、お水など日用品全般重い物
  7. 番外編:大きな市場で台湾人のお友達と一緒に果物や野菜のまとめ買い&シェア

(1)近所の市場:野菜類、果物など

住んでいたマンションの裏に、市場がある通りがあって、子どもたちを学校に送った後、買い物に立ち寄っていました。

スーパーに比べると、少し値段は高いと思いますが(あと、台北市内の中でも天母の市場は割高です)、きれいな野菜も多かったですし、野菜全般と、果物もよく買っていました。

顔なじみになると色々おまけしてくれたりします(オススメもたくさんされますが😅)。

八百屋さん以外にも、卵やしらすなどを売っているお店や、お花屋さんのおばあちゃんがいたり、曜日によってはお魚屋さんが出ていたり、地元の人とつながってる感のある場所です。

こういう普段使いの市場がいろんなところにあります。

②近所のスーパー(全聯、家樂福、頂好など):肉類、卵、野菜、お菓子など足りないものを買い足す

台湾の地元スーパーとして有名なのは、全聯福利中心です。

テレビCMもガンガンしていて、食料品から日用品まで揃っている、いわゆるスーパーマーケット。

一般的な日本人ママであれば、慣れたら別に抵抗なく買えるスーパーだと思います。

(日本の商品でないとイヤとか、伊勢丹とかでしか買い物しないという人にはちょっと厳しいかと思います😅)

私はとにかくずぼらというか、買い物に時間をかけるのが嫌いなのと、重い荷物を持って帰るだけで疲れるので、全聯は、足りないものを買い足すのに使っていて、がっつり買い物はしていませんでした。

その中でも何をよく買っていたかというと、

ウインナー

台湾のウインナーって、ちょっと甘味があるというか、日本人好みのいわゆるシャウエッセンみたいなウインナーがなかなかないのです。

どのウインナーがいいか試しては、失敗、を繰り返していたところ、ママ友が探し当てて教えてもらったのがこちらのウインナー。

これはいけます。シャウエッセンとは言わないまでも合格点。

お弁当の材料によく買っていました。

他にもスーパーは、カルフール(家樂福)や頂好などいろんな会社がありますが、我が家からの行きやすさだと全聯だったので、ちょこっと買いには全聯でした。

③三越・高島屋などのデパート:納豆、野菜の買い足し、パン、お持たせ用お菓子

天母にあるデパートは、三越高島屋です。

三越や高島屋に行けば、日本の商品が豊富に揃っています。

でも、もちろん「輸入物」なので、お高め。

三越は我が家からも近かったのでよく行きましたが、お肉とかを三越で全部買っていたら、うちの家計は破綻、というお値段でした。

三越の場合、野菜も、葉物でお得なものもありましたが、どうしても割高なのと、近所の市場の方が豊富で、新鮮な場合も多かったので、夜になってお弁当に緑の野菜がない!という場合の買い足しで使っていました。

(市場は朝〜午前中に開いていて、たいていお昼過ぎくらいには閉まってしまうところが多いのです。)

主に買っていたものは、ずばり

納豆

日本だと安い納豆も、台湾だと高級品。

1パック100円くらいしちゃいます。3パックだと300円近く!

日本からの輸入品なので、冷凍でしか売っていません。

私自身は特に納豆好きではないのですが、子どもたちの朝ごはんとか、作る余裕がない時に、ぱっと出せる食べ物として納豆があると便利。

ということで、納豆が特売になっている時によく買っていました。

台湾の特売でよくあるのが、「買一送一(まいいーそんいー)」

1つ買うともう1つは無料という売り方で、納豆も買一送一の時に買うのが常でした。

あと三越で買っていたものは、パンですね。

三越の中に、入っているJohanというパン屋さんで、よく食パンや菓子パンを買っていました。

台北にもドンクがあるのですが、Johanは、その姉妹ブランド?というか、パンの種類としては全く同じです。

他の用途としては、日本のお菓子や、外国のお菓子も色々売っているので、子どもがお友達の家に遊びに行かせてもらう時のお持たせ用として買ったりしていました。

④近所のドラッグストア・雑貨屋店:ティッシュペーパー、生理用品、ゴミ袋、お菓子など

日本のドラッグストアと同じ感じなのが、watsons

もともと香港の会社ですが、台湾にもたくさんあります。

日本の化粧品やシャンプーなどもたくさん揃っています。

近所にもあったので、薬を買ったり、ちょこちょこ買い物していました。

主に買っていたのは、ティッシュペーパー、生理用品など。

watsonsのティッシュペーパーが、我が家では気に入っていて、コストコなどで買わずにwatsonsで買っていました。

あとはボディソープなど、いろいろお試しで使ってみるのに使っていましたね。

他にも、めちゃめちゃ天母地元のお店ですが、「幸福家」という雑貨店があります。

ティッシュなどの日用品全般、調味料、お菓子、文房具、雑貨など、いろいろごちゃっと売っているお店ですが、こちらでは子どもの文房具を買ったり、台北市指定のゴミ袋や、お菓子などを買っていました。

⑤コストコ:肉類をがっつり

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Main_Entrance_and_Exit_of_Costco_Neihu_Warehouse_20140928.jpg

日本では、コストコユーザーではなく、会員にもなっていなかったのですが、台北に住んでコストコ会員になりました。

というのも、いろいろと試してみて、

お肉を買うにはコストコが一番いい、という結論に至ったからです。

近所の市場にある、ザ・お肉屋さん

なぜなら、市場のお肉屋さん⬆️は、常時ここで買うのは若干しんどいのと、値段も高いからです。

前述したとおり、三越で買っていたらお金がかかり過ぎ。

全聯で買ってもいいのですが、買い物の回数を減らしたいので、却下。

カルフールも近所にあるのはかなり坂を上がらないといけないお店なのと、鶏肉が口に合わなかったことがあり、ちょっと敬遠していました。

(その後、家の近くにできたのでちょいちょい寄るようにはなりましたが)

ある時、仲良くなった台湾人ママが車でコストコに連れて行ってくれて、一緒に買い物したときに、

「お肉はこれがいいよ」

「日本のお米に近いのは、池上米だよ」

といろいろ教えてもらい、自分でも会員に。

それ以来、肉類はコストコで月に1回がっつり買い溜めして冷凍しておき、順番に使っていくという方法に落ち着きました。

私の中では、この方法が一番、時間とお金がかからなかったです。

✅天母から最寄りのコストコ(北投店)まではタクシーで片道300元くらい(1000円ちょっと)

→がっつり買った場合、少なくとも帰り道はタクシーでないと運べないし、家族5人で行くなら電車代と比べてもペイする。

✅月1回なので、週末のちょっとしたイベント的に子ども達も喜んでついてくる

→試食もできるし(笑)、コストコのフードコートのシーザーサラダや、クラムチャウダーなどが美味しかった。

✅トータルでコスパがいい

→タクシー代がかかったとしても、全聯などのスーパーで頻繁に買うより、お肉の単価⭕️、時間の節約⭕️

というわけで、我が家のお肉調達は、コストコとなりました。

お肉以外にも、チーズや洗濯洗剤なども買っていましたが、オススメは子ども用のDVD

ディズニーとかも全部、中国語・英語の二か国語なので、強制的に日本語で見れない(笑)ということで、子どもの中国語・英語教材的に、かなり買い揃えましたが、これもなかなかよかったです。

日本に帰ってきてからも大活躍⭐️

※ただし、台湾で買ったDVDは日本のDVDプレーヤーでは再生できません。DVDにはリージョンコードといって、世界の地域毎に設定があり、日本と台湾は違うリージョンコードなので、台湾で買ったDVDはリージョンフリーのプレーヤーか、台湾で買ったプレーヤーでないと見れません。

⑥カルフール(家樂福)のネットスーパー:お米、お水など日用品全般の重い物

日本では広がらなかったカルフールですが、台湾には結構根付いています。

中国語だと、家樂福(jia le fu)と書いて、カルフール。

台湾旅行に来た日本人にも、ばらまき用のお土産を買ったり人気ですね!

台湾在住日本人も結構使っていると思いますが、私は特にカルフールのネットショッピングをかなり使っていました。

カルフールネットスーパーを使っていた理由

✅800元(3000円弱くらい)買えば、送料無料なので使いやすい

✅飲料水のボトル箱買い

✅末っ子がまだオムツだった時は、オムツの箱買い

✅watsonsなどで気に入ったボディソープなどの大容量版を買う

✅お米、牛乳、トマト缶、調味料など、とにかく重い物を配達してもらいたい

✅コストコのネットスーパーは普段使いには不便(店舗に行って買う方が◯)

こういった理由・用途で使っていました。

特に、飲料水は、台湾の水道水は、そのままは飲めないので、ウォーターサーバーで買うか、浄水器をつけるか、ボトルで買うなどしなければなりません。

(沸かして熱湯にしたら、野菜を茹でたりは大丈夫。と、台湾人の友達が言っていたので野菜などは水道水で茹でていました。

我が家は、歯磨きの際のうがいなどは普通に水道水でやっていましたが、特にそれで体調が悪くなったとかはありませんでした。でも、気になる人は直接口に入れない方がいいかもしれません)

ウォーターサーバーや浄水器も検討したのですが、コスト的に結構かかります。

また、以前、ウォーターサーバーの会社が、ボトルを洗浄せずにそのまま使っていた、みたいな事件があったことを聞いたことがあり、我が家ではカルフールで水のボトルを買っていました。

6 リットル入りのボトルなのでめっちゃ重いです。

でも、宅配してくれるから👍

ただ、これで安くついたかどうかは、わかりません。

探せばもっとリーズナブルなウォーターサーバーや浄水器もあったかもしれませんが、探しきれず水は妥協。

また、台風の前後など、飲料水の買い溜めが必要な時があったりしたので、災害時のストックも兼ねて、ボトルで調達していました。

⑦番外編:大きな市場で台湾人のお友達と一緒に果物や野菜のまとめ買い&シェア

近所の市場以外にも、台北市内にはたくさんの大きな市場があります。

台湾人のママたちは、何人か連れ立って大きな市場に行って、果物を箱買いしたり、野菜もたくさん買ってシェアしたりしています。

私も連れて行ってもらいましたが、さすがに地元の人と一緒でないと、なかなか簡単には行けない場所。

価格交渉も当然なので、台湾人のお友達と行くのが一番です。

今度台湾に住む(住みたい!)時は、さらに地元っぽい場所も活用したいものです。

③できれば自炊、無理せず外食

書き出してみると、いろんなところで買い物をしていましたが、いつも自炊できているわけではありませんでした。

子どもの送迎、仕事の合間に、家事と結構忙しい生活なので、晩ご飯を作るエネルギーがない時もしばしば。

慣れない海外生活では、無理しすぎないことも重要です。

というわけで、自炊の努力をしつつ、無理せず外食が大事。

ママが倒れると、家族全体の動きがストップしてしまいますからね。

という言い訳のもと、水餃子や、麺類の持ち帰りをしたり、サイゼリヤで食べたりしていました。

台湾は、「外帶(wai dai)」と言って、テイクアウト文化🥡なので、ほぼどんな料理でも持ち帰って食べられます。

麺とか定期的に食べたくなる美味しさ⭐️

でもあんまり外帶してると太ります…😱

というわけで、台北でのお買い物例、これから台北に住む方、参考にしていただければうれしいです。

それではまた!

-台湾, 日常生活

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