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台湾 日常生活

【台北の年間気温】各季節どれくらい暑いのか?寒いのか?元在住者が解説します。

投稿日:2019年12月10日 更新日:

台湾・台北に行くことになった!住むことになった!

台湾の年間平均気温など、データ的にはわかるけど、

実際の生活では、どれくらい暑いのか、寒いのか?

どんな服装が必要なのか?

住む場合、布団などはどんなものが必要なのか?

という疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、2016年から3年間、台北で子どもと一緒に住んでいました。

私の実体験から、台湾で住むにあたって、日本から持っていくべき衣類や寝具をお伝えします。

旅行など、短期滞在の場合にも、参考にしていただけると思います。

■本記事の内容

  • 台北の年間平均気温
  • 日本との比較で台北の「暑さ」「寒さ」を説明すると…
  • 持っていくべき衣類
  • 持っていくべき寝具・暖房器具

✅台北の年間平均気温

台北の年間平均気温や、降水量などは、こちらのページにまとまっています。

ちなみに、2018年1月から12月の実際の気温を、台湾中央気象局のデータから、まとめてみました。

2018年平均気温最高気温最低気温
1月16.926.68.6
2月15.629.57.6
3月20.630.711.0
4月23.534.313.6
5月28.238.220.0
6月28.537.822.2
7月30.338.524.9
8月29.537.224.3
9月28.237.820.4
10月23.331.216.1
11月22.730.816.8
12月19.530.512.3

最高気温、最低気温は、その月に記録した最高気温、最低気温になっています。

やはり、日本よりはだいぶ暖かいですよね。

✅日本との比較で台北の「暑さ」「寒さ」を説明すると…

では、実際感じる暑さ、寒さは、どんな感じなのでしょうか。

台湾の◯月は、日本の何月くらい?

台湾の各月がどれくらいの気候なのか、完全に独断ですが、日本の各月で表してみました。

台湾の各月日本の各月に例えると
1月1月
2月1月
3月5月
4月5月
5月7月
6月7月
7月8月
8月8月
9月8月
10月9月
11月9月
12月11月

つまり、

  • 冬から一気に春が来て、通り過ぎて、
  • 雨と暑さの夏が長く、
  • 秋が無い、
  • そして意外と寒い冬、

という感じです。

ちなみに、台湾の1月、2月を日本に例えると1月、と書いていますが、日本の1月より圧倒的に暖かいです。

この写真⬇️は、2017年1月末の行天宮(台北市内の有名なお寺)の写真。

半袖の人もいます。

1月末の服装としては、かなり薄着な人が多いですが、一方で、厚着な人もいて、バラバラです。

各月について、もう少し詳しく書いてみます。

1月

さすがに冬だけど、元旦あたりでも、天気がよければ日中薄着でも全然平気なくらい暖かい。

でも、台湾のマンションは、タイル張りが多く、夏涼しいように作られているので、冬の室内は冷えびえする。

夜寝る時は、毛布が必要。

2月

日本と同じく一番冬らしい感じ。東南アジアとは違うところ。

昼と夜の温度差が大きい。

セーターだけでは寒い。薄めのダウンジャケットくらいは必要。

2月初めが、「春節」と呼ばれる台湾の旧正月。

「旧正月が過ぎると暖かくなってくる」と言われている。

でも、2月中はそこそこ寒い。

2月ランタンフェスティバルの時の、うちの子の格好。

それなりに、冬らしい格好をしています。

3月

3月半ばを過ぎると一気に暖かくなる。

3月後半の卒業式あたりは、半袖でもいいくらい暑い。

ただ、夜は意外と冷えるので、まだまだ毛布は必要。

4月

4月はもう完全に薄着or半袖モード。

日本人学校の入学式(4月2週目)あたりは、半袖でないと暑いくらいなので、正装がきつい。

ただ、真夏ほどの暑さではないし、湿気が少ない。

気候としては一番快適な季節。

5月

日本のGW的な「爽やかな初夏」ではなく、昼間はかなり暑い。

普通に半袖。もうプールに入ってます。

後半から雨も多くなってくる。

いきなり土砂降りになることも多いので、折りたたみ傘を持っていると便利。

6月

4月に引っ越してきた場合、急激に湿気と暑さが高くなるので、体調を崩す人も多い。

台風シーズンでもある。

ちなみに、台湾の学校は、6月が終わると夏休み(7月、8月のほぼ2ヶ月間)です。

7月

とにかく暑い。

蒸し暑いのでジーンズとか履きたくない感じ。

8月

暑いの一言。必須アイテムは日傘。

でも、最近の日本の暑さだと、そんなに差はない気がする。

ちなみに、観光ガイドなどにもよく書いてあるけど、室内やバスの中などは、ガンガンにクーラーがかかっているので、外との温度差がしんどい。

日本と多少違うのは、夜になっても、そんなに温度が下がらないところ。

寝苦しい。

でも、やはり炎天下よりはマシなので、夜に公園でスポーツしている人も多い。

9月

暑いし、雨も多い。

9月に限らず、台湾は湿気が多いので、除湿剤など、しょっちゅう変えないといけない。

除湿機があった方がいい。

10月

日本人学校の運動会は10月だけど、暑くて倒れそう。

まだまだ日傘が手放せない。

11月

まだそこそこ暖かい。

個人的には、日本の季節感と一番違いがあると感じる時期。

日本は紅葉が綺麗な季節だけど、台北の街中では、紅葉はない。

台湾で紅葉が見られるのは、台中とかの山など寒くなる地域だけらしい。

12月

やっと朝晩、冬になってきたと感じるけど、昼間、子どもたちは半袖の時もある。

クリスマスツリーですが、うちの子は半袖着てます。

ただ、さすがに、夜は上着が必要なくらいの寒さ。

✅持っていくべき衣類

ここからは、台北に住む場合を念頭に書いていますが、旅行に行く時期にも参考になるかと思います。

【夏】

夏の衣類は、日本と同じで問題ありません。

もちろん、台湾でも買えます。

履き物は、プチプラサンダルなどたくさんあるので、現地調達してもOK。

でも、子どもの洋服は、(日本の子が好きなものは)意外となかったりします。

ユニクロも日本に比べると値段が高くて高級品。

子供服は、一時帰国の時に買ったりすることが多かったです。

【冬】

12月、1月、2月は、薄手のダウンジャケットがあると重宝します。

イメージとしては、ユニクロのウルトラライトダウンジャケット

コートまでは要らない気がします。

日本で着るような極暖なダウンほどは必要ありません。

ただ、必要ないのですが、着ていて浮くこともありません。

なぜなら、台湾人は、すっごい着込んでいる人も多いから。

そんなに寒くないでしょう??という時でも、ごっついダウンを着ていたりします。

でも、足元はサンダルってことも😅

ちなみに、2年くらい住んでいると、台湾の気候に慣れてきて、今度は、日本だと寒いというほどじゃないのに、寒く感じて、日本の冬に戻れない気がします。

✅持っていくべき寝具・暖房器具

①夏用に、冷感敷きパッド

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気休めかもしれませんが、寝苦しい夜を少しでもマシにするのに、ひんやりするシーツやマットを、日本で買って持って行きました。

反対に、ほぼクーラーをつけているような生活になってしまうので、冷えすぎないようにタオルケットを被ったりもしていました。

②冬用に、毛布

一枚でかなり温かい毛布があれば、冬は、それと薄手の布団の組み合わせでいけます。

日本の冬ほどは寒くありません。

ただ、上にも書きましたが、台湾のマンションは、タイル張りが多く、夏涼しいように作られているので、冬向きになっていません。

新しい、いいマンションなら大丈夫だと思いますが、古めのマンションだと、気密性も全然高くない。

それで思ったよりも肌寒く感じることも多いです。

③オイルヒーターなどの暖房器具

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エアコンがついている部屋なら大丈夫ですが、クーラーのみの場合もあり、何らかの暖房器具が必要かもしれません。

我が家は、寝室だけオイルヒーターを使っていました。

日本よりも湿度が高いので、加湿器なしでも結構温まって、重宝していました。

もちろんオイルヒーターは台湾でも買えます。

電圧のことを考えると、台湾で買った方がいいですが、日本から持って行ったオイルヒーターでも使えました。

※厳密には、台湾の電圧と日本の電圧は違うので、長期間使うと故障してしまう可能性もあるので、ご注意ください。

✅まとめ

3年暮らした結果、「台北は、年間通してどんな気候なのか」をまとめてみました。

  • 台北の年間平均気温⏩日本よりもちろん年間通して暑いけど、常夏じゃない
  • 日本との比較で台北の「暑さ」「寒さ」を説明すると…⏩短い春、長い夏、秋無し、意外と寒い冬
  • 持っていくべき衣類⏩冬用に、軽めのダウンジャケット
  • 持っていくべき寝具・暖房器具⏩夏対策冷感敷きパッド、冬用に、毛布、オイルヒーター的な持ち運びできる暖房器具があると助かる

長期滞在することになった方にも、どの季節に行こうか考えている旅行者の方にも、何らかお役に立てば幸いです。

-台湾, 日常生活

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